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FROSIO講習・試験の概要
FROSIO検査員資格を取得するには公認講習機関が実施する規定の80時間の講習を受講し、受講者に実施される認定試験(学科試験・実技試験)に合格する必要があります。日本においてはNorwayの要員認定機関であるFROSIOとの契約に基づき下記の機関がFROSIO検査員資格の講習・試験を行います。
FROSIO講習機関:株式会社日本ピーエッチバリュー
(pH VALUE JAPAN Ltd.)
FROSIO試験機関:一般財団法人日本海事協会
(ClassNK)
講習内容
FROSIO SCHEMEに基づき、80時間の研修では下記項目を学習します。
- 腐食(種類・メカニズム・陰極電気防食)
- 鉄面処理(用具・方法・規格)
- 表面処理(用具・方法・規格)
- 塗料と塗装(組成・種類・特性・製造)
- 現場環境条件(用具・方法・規格)
- 塗装(用具・方法・技術)
- 文書作成(手順・使用・規格・データシート・報告書)
- 検査(方法論・備品・機器・役割・義務・責任)
- 調査(欠陥と原因・事実解明・法的見解)
- 金属塗装(亜鉛メッキ・溶射スプレー・無機塗装)
- 間接的防火(火災の種類・防火原則・製品)
- 算定(技術的・金額的)
- 環境
- 健康と安全(基本原則・規制と法規)
FROSIO SCHEME 準拠/FROSIO講習・認定試験の流れ
- 講習・試験申込み
- 弊社にて申込み受付後E-maiにて確認のご連絡致します。
- 代金のお支払
- ご請求書を送付致します。銀行振り込みにてお願い致します。
- 通信講習の開始
- 講師とのE-mailを利用した事前の添削テストです。テキスト等が届き次第開始して下さい。
- 講習受講・認定試験
- いよいよ宿泊講習の始まりです。最終日には資格認定試験があります。全て日本語で行われます。
- 合否通知
- 試験終了後、2〜3ヶ月後に合否通知があります。合格者には試験機関より通知されます。
講習・試験に関する事項
- 宿泊講習前にテキスト/E-mailを利用した通信講習が行われます。(問題1〜9)
- 宿泊講習中は毎日、個人又はグループとして取り組む宿題が出されます。
- 教材は全て日本語であり、講義及び資格試験も日本語で行われます。
- 講習カリキュラムは学科と実技の両方を学べる構成になっています。
- 講習コースの最終日にFROSIOの正式な資格認定試験を行います。
- 資格認定試験は筆記と実技で構成されます。(各4時間)
- 試験の採点及び認証はFROSIO本部が行い、試験日の2〜3ヶ月後に合否通知があります。資格認定証の発給・及び発送はノルウェーのFROSIO本部が行います。
- 合否は筆記と実技のそれぞれについて判定されます。科目合格の場合、不合格の試験のみ再度受験することができます。
- 最初の試験から5年間に2回まで再受験をすることができますが、それ以降は再度宿泊講習に参加して頂く必要があります。
- 再受験の際には改めて別に定める再受験費用が必要です。
- 再受験には会場ごとに定員がございます。詳しくはお問合せ下さい。